19.じっと見られ恥じらう


じっと見られ恥じらう

ベッドに並んで座った由美子が裕之の手を取って自分の胸に押し付ける。

 

バスタオル越しに尖った乳首を、裕之は手のひらに感じた。

 

「裕之君……?」

 

なにも仕掛けてこない裕之を不審に思った由美子が、裕之の顔を伺うように見る。

 

「由美子さん、一緒に図書館に行った日のこと覚えてる?」

 

「まだ、二週間も経ってないもの、覚えてるわよ」

 

「あのとき着てた白いワンピース、よく似合っててステキだった」

 

「ありがとう」

 

「ねえ、ああいう透けて見える服のときって、下着も白を着るの?」

 

「やだ、透けて見えてた?」

 

「まあね」

 

裕之が由美子を軽く抱き寄せる。

 

由美子の身体は柔らかく裕之にもたれかかってきた。

 

「ねえ、由美子さん、お願いがあるんだけど」

 

「なあに?」

 

「あのときの下着、着てみせてくれないかな」

 

「裕之君って……エッチねえ」

 

「だって、俺、まだ中三だもん。いろいろ知りたいお年頃なの」

 

(由美子さんが思ってるよりは、いろんなこと知ってるけどね)

 

甘えてみせると由美子は、しかたなくといったふうを装いながらクローゼットの引き出しを開けた。

 

「いいって言うまで、見ないでよ」

 

「うん、わかった」

 

俺は聞き分けのいい子供のようにおとなしく待っていた。

 

身体の一部は反対におとなしくなくなっちゃってたけど。

 

「いいわよ」

 

振り向くとベッドの向こう側に、由美子が立っている。

 

白いレースのブラジャーが形のいいバストを包み込んで、胸のあいだに谷間を作っている。

 

下のほうを隠している三角形のレース地は、黒い茂みが透けていた。

 

「そんなに、じっと見られたら恥ずかしいでしょ」

 

「見るために、着てもらったのに?」

 

「裕之君ったら……」

 

「そのストッキング、前はつけてなかったよね」

 

ウエストから下がったガータベルトのクリップで白いストッキングを腿のところで数ヶ所止めてある。

 

きれいに脱毛処理した長い脚が半透明のストッキングに包まれている。

 

ベッドに隠れた脚をもっとよく見ようと、裕之は由美子に近づいた。