14.秘部があらわに


秘部があらわに

「だめよ」

 

裕之の手首をつかんだ由美子の手には力が入っていなかった。

 

ソファになかば押し倒される姿勢になっている由美子の身体に、裕之がおおいかぶさるように身体を重ねてくる。

 

ワンピースの裾は足の付け根まで捲くれ上がり、由美子の下着の湿った場所に裕之の指が触れている。

 

「由美子さん……」

 

耳たぶに触れた裕之の唇から聞こえる声にさえ、由美子はピクリと反応してしまった。

 

「由美子さん、この中、見せてよ」

 

そう言って裕之は下着の上から由美子の柔らかい肉の花びらをそっとなぞった。

 

由美子は言われたことの意味がすぐには理解できなかった。

 

午前中のこんなに明るいところで、自分の秘められた場所を見たいと言われるなんて、信じられなかった。

 

今まで一度も、誰にも見せたことがない。

 

夫の前でさえ、かなり部屋を暗くしてからじゃないと裸にはならない由美子だった。

 

ついさっきまでは、幼い頃の面影が残っている中学生の子供だと思っていた裕之が、今はひとりの男になって由美子の身体を熱くしている。

 

(どうしたらいいのかしら、身体がすごく熱くなってなにも考えられない。いっそ、このまま抱かれてしまえたら……)

 

「由美子さん、いい?」

 

返事ができずに、由美子は目を閉じた。

 

裕之が由美子の片足からベージュの下着を抜き取り、その足をソファの背もたれに掛けさせる。

 

そうすると自然に足が開いたままになり、ワンピースの奥が裕之の目にさらされる。

 

恥ずかしくて目を開けることができない由美子の足元に裕之がうずくまる。

 

へそから下がすっかりあらわになっている由美子の平らな下腹を、裕之が手のひらで撫でる。

 

下に降りた指先が茂みをかき分ける。

 

窓から差し込む明るい光の中、裕之の手で由美子は秘部をあらわにされていた。

 

裕之が深く息を吐くのを聞いた由美子は、なにを言われるのかと思って怖くなった。

 

自分のこんなところを見せてしまったことを後悔した。

 

(私はもうすぐ三十歳になる女なんだもの。彼の二倍も多く生きているんだわ。彼のガールフレンドと比べられたらきっと、がっかりされる)